知れば知るほど面白い!世界のことわざ8選
こんにちは、みなさんは小中学校でことわざを習いましたか?
私は色々なことわざを習い、とても面白いと思ったので本まで買いました。
そんなことわざですが、世界各国の文化の違いがこんなことわざにも出ています。
今日はそんな世界のことわざを見ていきましょう。
ラトビア語
「小さなアヒルを吹き出す」
さて、小さなアヒルとはなんのことでしょうか?
小さなアヒルは「うそ」や「つまらないこと」を指しています。
つまり「嘘をつく」や「つまらないことを言っている」という意味です。
ポルトガル語
「ロバにスポンジケーキ」
日本にも似たような意味合いの「ロバの耳に念仏」や「豚に真珠」といったことわざがありますね。
これはロバにスポンジケーキの美味しさがわからないように、豚に真珠の価値がわからないように「そのもの本来の価値がわかっていないこと」という意味があります。
英語
「ローマは1日にしてならず」
「すべての道はローマに通ず」と言われたほど繁栄したローマ帝国も、築くまでには約七百年もの歳月を費やし、長い苦難の歴史があったことから、「努力も1日では何も結果が出ないから頑張らないといけないよ」という意味のことわざです。
タイ語
「仏像の背中に金箔を貼る」
仏像の背中に金箔を貼って何になるのでしょうか?このことわざでは金箔を貼ることはいい意味に捉えられています。
そのことから「人に見えないところでいい行いをすること」という意味で使用されます。
ドイツ語
「ベーコンを手に入れようとソーセージを投げる」
ソーセージのためにベーコンを投げるのはベーコンの方が好きな人たちからするとあまりしっくりきませんよね。
ですが、これはドイツのことわざです…無駄にするなどの意味ではなく「小さい代償で大きなものを得る」という意味のことわざになります。日本にも「海老で鯛を釣る」ということわざがありますね。
中国語
「イタチが鶏に新年の挨拶をする」
挨拶するのはいいことですが、本来イタチは鶏を食べてしまう生き物ですよね。
このことから「下心を持って他人に接触すること」という意味があります。
果たしてこの後鶏は食べられてしまうのでしょうか…?
日本語
「猿も木から落ちる」
とても馴染みのあることわざですね!
多くの人もご存知の通り「いくら木登りがうまい猿でも木から落ちることがある」という意味です。
「弘法にも筆の誤り」なども同じ意味のことわざですね。
こうやってみてみると意味が被っている諺がたくさんあることがわかります。
8.イタリア語
「馬よ生き延びろ、いまに草が伸びるから」
こちらはみたままの意味で「草が伸びるまで焦らず待っていろ」すなわち「どんなことも焦らず辛抱すればいつかいいタイミングが来る」という意味です。
いかがでしたか?
いろんな国のことわざを比べてみても、みんな考えることは似たようなことですね。
私はとても動物の名前が使われていることわざが多いように感じました。
ぜひこれ以外のことわざも学習してみてくださいね!