お盆って世界共通なの?いろんな国のお盆を紹介 前編👩🏫
お盆はどう過ごしましたか??
最近では、親族で集まって過ごすだけでなく旅行などをする人も増えてきましたね。
私は、お家でのんびり過ごしていました!
他の国ではお盆をどう過ごすか気になりませんか?
今日はそんな色々な国のお盆を紹介する前編です。
日本
ご存知の通り、日本のお盆は8/13〜8/16です。
本来お盆は祖先の霊を祀る一連の行事とされており、地方や宗派によっては、お盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりやなすで作る動物を用意することがあります。
そのほかにも、送り火や迎え美、盆踊りなどを行う地域もあり、親族で集まることが多いです。
盆踊りは夏祭りなどで行われるイメージが大きいですが、本来はこれは地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したといわれています。
アイルランド
アイルランドのお盆に当たるものは、なんとあの有名なハロウィンです。
ハロウィンの元となったのはサウィン祭は、「サウィン祭」と呼ばれる収穫祭のようなものでした。
10月31だけでなくハロウィンの翌日にまで渡り、「諸聖人の日」という祝日が用意されています。
さて、みなさんはどうしてハロウィンに火葬するか考えたことはありますか?
古代ケルトでは、死後の世界との扉が開き、ご先祖様の霊が帰ってくる日だと考えられていました。
その際に、良い霊だけではなく悪霊も一緒にこちらにきてしまう可能性があるとされていたのです。
そこで、子供達の魂が奪われないよう仮装をし、悪霊の仲間だと思い身を守っていたそうです。
ジャック・オー・ランタンはそんな悪霊を驚かせるための飾りだったのですね。
メキシコ
映画、リメンバーミーで有名になったメキシコのお盆。
通称死者の日は11月1日~2日に行われ、日本やアイルランド同様、亡くなった人の魂がこの世へ帰ってくるとされています。
地域によっては、10月31日~11月1日は、子どもの魂を迎えるための日、11月1日~2日は、大人の魂を迎える日としている場所もあるようです。
死者の日には、祭壇になくなったご先祖さまの写真を飾り、マリーゴールドの花を飾ります。
そのほかにも、亡くなったご先祖さまの好きだったものやたくさんのキャンドル、骸骨の置物などが飾られます。
同じようにお墓も、マリーゴールドとキャンドルで飾り付けするんだそうです。
マリーゴールドを使う理由は、死者が迷わないようにするためだとか。
リメンバーミーでもマリーゴールドの道の上を死者が歩いて帰ってきているシーンがありましたね。
いかがでしたか??
前編では3つの国のお盆について解説しました。
盆踊りをしたり、仮装をしたり、たくさんの飾り付けをしたり……
これだけ盛大にお盆が各国で行われているということは、それだけご先祖さまが大事にされているんだということがよくわかりますね。
後編ではこの3国とは違う特殊なお盆を過ごしている国について紹介したいと思います。